JR九州で、朝6時半に出発するダイヤのワンマン列車が、1時間も早く出発した、という事件がありました。
早朝なので、寝坊したと勘違いして運転手が慌てて1時間間違えたのでしょうか。
もちろんこれは、運転手個人のミスではありません。ワンマン化を含め、利益優先で様々な経費を削り、定時制を捨てたJR九州の企業体質のせいです。
かつては、「国鉄のダイヤは時計代わり」というくらい、精密な運転がされていました。
一方で、外国の鉄道は、長時間の遅れ・早発は当たり前、などと言われていました。
それが「分割民営化」のおかげで、すっかり「外国並み」になってしまった、という事なのでしょうね。
JRのみならず、他のところでも、このような劣化が目に付きます。
このままでは、「もはや先進国ではない」から「後進国」になるのにとどまらず、「未開国」にまで堕ちるのでは、と危惧しています。