取り締まるより通知すべき

 船橋に車で行きました。
 14号京成線沿いに走り、船橋競馬場駅の手前で右折して踏切を渡ったのですが、その向こうに警官が二人もいて、何事かと思いました。
 ちょっと向こうでは、警官が車を止めてなにか言っています。
 踏切の一時停止違反の取り締まりでも行っているのだろうか、と思ったのですが、帰りに真相が解りました。
 この踏切は、14号東京方面から左折して渡れるのは、夜間だけとなっています。朝7時から20時までは左折不可と道路に書いてあります。
 しかし、事前に知らないで、気づかず左折する車もあります。道路の構造だけみたら、いかにも左折できます、という形な上に、向かいからは右折する車が並んでいるからです。
 そこで、間違えて左折した車を捕まえて、反則金を取っているわけです。
 なぜ7時から20時までが左折禁止なのかはわかりません。当然、その時間帯に左折すると地元にとってなにか不都合があるのでしょう。
 ならば、踏切の向こうで待ち構えるのではなく、踏切の手前に立って、左折しようとする車に「20時までは左折禁止」と説明するのが、交通の秩序を保つ警官がすべき事なのではないでしょうか。
 このような「反則金」かせぎに何人もの警官が駆り出されている一方で、交番に無人時間帯が発生し、市民が困っている、ということもあります。
 改めて、警察の考えの歪みというものを見せられた船橋行きとなりました。