進退場所?

 白鵬関が全勝優勝を果たしました。
 開始前から、6場所連続休場しており、進退のかかった場所、と報じられていました。
 しかし、その「6場所連続休場」をよく見たら、休場開始とされる場所は、10勝しており、不戦敗を含め、3日休んだだけです。
 そして今年の1月には新型コロナにかかっての休場でした。病をおして出場したら、相撲界で大クラスターが発生したわけで、出場できるわけがありません。
 それを考えれば、実質4場所休場しただけにすぎません。
 それで「進退がかかる」と設定する、というのはかなり無理があります。もし、白鵬関が日本出身力士だったら、今場所に進退がかかっていたことはなかったでしょう。
 結果的に全勝優勝という最高の形で「進退問題」に決着をつけたから良かったとはいえます。
 とはいえ、相変わらずの異常さを感じた「進退騒動」となりました。