職場にあるキャノンのレーザープリンタのトナー交換をしました。
説明書を見たら、英語と漢字で会社名が書かれていました。
とりあえず漢字のほうを見たら、「佳能株式会社」と書かれ、そのあとに東京都大田区下丸子…と記載されていました。
そうか、このトナーは「佳能」という会社で作られているのか、聞いたことのない会社だな、と思いました。
ところが、その上にある英語を見ると、「CANON Co.Ltd」と書かれ、そのあとに同じ住所がローマ字で記載されています。
それを見て、この「佳能」というのが、キャノンの中国語表記であることに気づきました。
他の会社もそうですが、日本で作られたのに、「日本名」が英語で、中国向けに漢字の「別名」を作っているわけです。
かつての松下電器は、日本語の正式名称は「パナソニック」で「中国名」が「松下」とのことです。
それだけ日本がアメリカの経済圏にある、という事なのだろうな、などと思いました。