13年ぶりに歩いた道

 仕事の関係で、四谷と信濃町を結ぶ道を歩きました。
 この道を歩くのは13年と1ヶ月12日ぶりです。
 なぜそんなに細かく覚えているかというと、前回歩いたのが2011年3月11日の大震災の日だったからです。
 震災が起きたとき、当時勤めていた会社の四谷にある事務所で打ち合わせをしていました。
 夕方になり、千葉の自宅に帰る電車はすべて止まっていることがわかりました。
 そこで、歩いて一時間ちょっとのところにある、当時の実家に泊まることにしました。
 そのとき、この道を歩いて信濃町に出て、そこから外苑東通り、青山一丁目、六本木、麻布十番、と歩き続け、当時の実家にたどりついたのです。
 それもあり、道を歩いているときは、当時の事を色々と思い出しました。