善意(?)の源泉

 楽天の社長がウクライナ共和国に10億円を寄付した、というニュースを見ました。
 美談として扱う向きもあるようですが、経営者なのですから、当然、ここで10億円を「投資」したのに見合ったリターンがある事を計算しての事なのでしょう。
 さらに言えば、10億円をポンと出せるほどの巨額な富を生み出した源泉はどこにあるのでしょうか。
 本業であるオンラインショップ事業において、楽天は様々な形で、出店者から搾り取って来ました。
 当初の契約から一方的にルールを変えて負担を増やし、さらにはこれまた一方的に「罰金制度」などを制定しました。
 あまりの酷さに、出店者が組合を作ったほどでした。
 自分が知っているのは氷山の一角ですが、もちろん、どうようの手法で利益を積み上げているのでしょう。
 それが原資となった10億円が、本当に平和を望むウクライナの一般市民に役に立つのだろうか、と思いました。