「正しく見る」

 仏教の教えに「八正道」というのがあります。その起点となるのは「正しく見る」です。
 そこからさらに「正しく思う」「正しく語る」などに発展していくようです。
 自分は仏教徒ではないですし、この教えを深く研究したわけではありません。
 しかしながら、この「正しく見る」という考え方は奥が深いと思っています。
 もちろん、なにか物を見ている時、「今、間違った見方をしている」と思う人は普通はいないでしょう。
 しかしながら、結果が出なかったり失敗したときに、後から振り返ると「実は、最初にこの問題を正しく見れていなかったのでは」と振り返る事はできます。
 その反省を元に、段々と「正しく見る」という事ができるようになるのでは、と勝手に解釈しています。
 難しい事ではありますが、失敗を重ねながらも、この「正しく見る」力をつけていきたいものだと思っています。