とある高層団地に行く用事が生じました。
エレベーターに乗って目的の部屋に行こうとしたら、猫が入ってきました。
このままでは、高い階に行ってしまい、帰るのが大変だから降りたほうがいい、と言ったのですが、残念ながら言葉は通じず、結局、一緒にエレベーターに乗りました。
目的階に着いたら、その猫は先に降りて、空調の室外機の上に乗ったり、廊下で回転したりしていました。
どうやら、その猫にとっては、こうやってエレベーターに便乗して、上の階の「領土」で遊ぶのが生活パターンであるようです。
かつての地域猫で、自分たちの友達であり、現在は家猫になったニャン孫もこうやって階段を登ってアパートやマンションの上階に行っていた事を思い出しました。
同様に、エレベーターを習得したのでしょう。
見知らぬ自分に堂々とついて来て、エレベーターに乗ったふてぶてしさに感心すると同時に、ニャン孫の事を思い出したりもしました。