予備の大切さ

 昨晩は夜勤でした。ところが、スタッフの一人が急に来れなくなってしまいました。
 そこで、急遽、自分が、当初予定していた仕事に、その欠席した人の仕事を追加して、何とか予定通りこなすことができました。
 来れなくなった人の仕事は、もしそれを中止すると、800人くらいの被害が発生する案件です。
 万が一の時の「予備」として自分を設定しておいてよかった、とつくづく思いました。
 しかしながら、今の社会を見ていると、このような「万が一の時の対策」が取れていない事例が多々あります。
 確かに、何事もなければ、その「予備」は無駄になります。
 ここ何十年間、「無駄は省くべき」という考え方で、その「予備」も無駄として削っていきました。
 そのひずみが、色々なところに生じているというのが現状です。
 そんな事も考えさせられた急なトラブルでした。