パソコンが起動しなくなったから見てくれ、という依頼を受け、とある事務所に行きました。
電源を入れて見た所、英語で「キーボードがささっていません」というエラーメッセージが出ました。
そこで、キーボードをさそうとしたら、PS/2でした。
ちなみに、マウスもPS/2接続でしたが、接続口の端子が歪んでおり、接続不能状態だったので、別のPCからUSBマウスを抜いて、それを使いました。
そして、立ち上がったOSはWindowsXPでした。
ちょうど10年前まで勤めていた会社は、社内のPCRの企画が統一されており、基本的にこのWindwsXPでマウスとキーボードはPS/2接続でした。
その会社では北は北海道から南は沖縄まで、さまざまな場所の事業所でこの規格のパソコンを設定したものでした。
そういう事もあり、ちょっと懐かしく思いました。
同時に、PS/2の故障にすぐ気づかなかった事など、かつて身につけていたPS/2機器に関する感覚がすっかりなくなっていた事に気づきました。
まあ、今となってはまったくもって不要なので、「退化」するのもあたりまえですが…。
いずれにせよ、懐かしさを覚えながら行ったPCサポートとなりました。