6回目の命日

 今日は弟の6回目の命日でした。
 6年前のあの日の事は、今でも鮮明に覚えています。
 最後に弟に会ったときのこと、その後に起きた色々なこと、そして、弟ともう二度と会えない事を悟ったときのことを色々と思い出しました。
 この6年間、色々な事がありました。しかし、どのような事があったときでも、弟の事を思い出さない日はありませんでした。
 今日も、日付が変わったときに弟の遺影に話しかけ、夜は二人でよく飲んだビールを買ってきて、遺影の前で献杯しました。
 弟の事を思い出すたびに、「もっと話したい事はいっぱいあったのにな」と寂しく思います。
 この思いは、一生続くのだろうな、と思った6回目の命日でした。