「根負け」を狙う営業への対処法

 以前にも書きましたが、世の中には、相手が断っても執拗に売り込みを続け、「執拗にやられる精神的苦痛が続くくらいなら、多少のお金を払って購入したほうが楽だ」という精神状態にさせて物を売りる輩がいます。
 営業のみならず、交渉事でも同様の方法で「無理が通れば道理が引っ込む」という形で自説を押し通す輩もいます。
 こういう連中は、一度でも譲歩すると、相手を「カモ」と思って、必ずさらなる売り込みや押し付けを行ってきます。
 もちろん、そんな形で買わされた商品は値段に見合わないものですし、押し付けられた条件はこちらが一方的に損するものです。
 ですから絶対に妥協してはなりません。
 こういう輩に対しては、相手のことを「自分にとって害をなすだけの存在」と思う事がまず重要です。
 なにしろ、こちらにとっては百害あって一利なしの存在なのですから、まともに対処する必要はありません。
 言うことを全て否定し、その場から追い出し、二度と自分に接触させない、という対処が唯一にして最善です。
 向こうはこちらを損させて自分だけが得をしようとする、「Lose-Win」の関係を築こうとしている、という事実を認識し、自分が絶対に損しない対処をするよりありません。