飛鳥了の心境

 漫画の「デビルマン」には主人公の親友で、実は敵の大魔王・サタンだという、飛鳥了というキャラがいます。
 サタンが、「人類を滅ぼすには、自分が人類になりきり、人類としてもっとも嫌なことを想定し、それを実行すればいい」という考えで、自らの記憶を消して人間になりきった、という興味深い設定のキャラです。
 そしてその「作戦」は成功し、最後に人類は滅亡し、デビルマンもサタンに手によって死んでしまう、という衝撃的な結末になります。
 ここ数ヶ月の状況を見ると、どこかにこの飛鳥了でもいるのでは、と思えるくらい、日本で暮らす人にとって最悪という状況が次々と発生しています。
 その結果、「五輪が開催され、報道はそれ一色、その一方で首相や都知事が、新型コロナでは重症にならない限り入院できないと公言」という異常な事態になっています。
 さらに、ワクチンは足りない上に、過大に評価され、ワクチン接種者による感染拡大の危機まで発生しています。
 よくもまあここまで、最悪につぐ最悪のシナリオを作ることができるものだ、と呆れています。
 そこで、冒頭に書いたように、どこかで「日本で暮らす人にとって最悪の結末を作るためにサタンが動いている」などということまで考えてしまったわけです。
 もちろん、呆れているばかりでは、自分や家族の命と健康にも危機が及びます。
 これを何とか変えるために、自分も出来る限りの事をするつもりです。