朝、相方と食事に行きました。普段の火曜日に比べ、店はガラガラです。
不思議に思ったのですが、しばらくして、今日は「祝日」だった、ということに気づきました。
「建国記念の日」なわけですが、日本国が誕生したのが2月11日だという文献などありません。
神武天皇という実在しない人物が天皇に即位した日が2月11日だとかつての大日本帝国が非科学的に決めた日です。
当時は「紀元節」と呼ばれていました。
戦争に惨敗して大日本帝国が滅亡した結果、祝日ではなくなったのですが、復古的な勢力により再び祝日にされてしまいました。
そのまま、現在に至っているわけです。
その後、4月29日は「昭和の日」と、大戦犯の名を冠した「祝日」になってしまいました。
さらに、11月3日を「明治の日」と侵略者・虐殺者を称える日にする動きもあるようです。
過去の誤りを反省しないどころか、誤りを強化しているわけです。
そんな事をやっていれば、衰退国家になるのは当然です。
この2月11日をはじめ、大日本帝国に由来する「祝日」を廃止しない限り、日本の衰退も止まらないと思っています。