冴えない海を見る

 自家用車は処分しましたが、運転技術を忘れないために、月に1回はレンタカーでドライブしています。
 今月は、相方が「海を見たい」というので、以前行ったことがある稲毛海浜公園に行きました。
 夕暮れ時だったのですが、残念ながら、夕日は見れませんでした。
 また、波も高く、水も濁っており、「きれいな海」にはほど遠いものでした。
 さらに「観光用」ということで多額の税金を投じて作られたウッドデッキは安っぽく、裸の豆電球で「ライトアップ」されていました。
 そして、砂浜に行けば、これまた多額の税金を投じてオーストラリアから輸入した白砂を敷き詰めているのですが、それが風で飛び、元の「黒砂海岸」と混ざる「まだらの浜辺」になっていました。
 海を見れた事自体は喜んでいた相方も、この惨状に「次の機会を楽しみにしたいね」と言っていました。
 改めて、「税金の無駄」の象徴だと思いました。
 次の機会には、ウッドデッキも輸入した白砂もない海辺に行かねば、と思いました。