久々の東京駅北口

 仕事の関係で、東京駅丸の内北口で降りました。
 高校時代、ここは、毎週何度も利用していたところでした。
 学校帰りにバスで神保町書店街に寄り、そこから荒川土手-東京駅北口を結ぶバスで北口に行き、南口まで移動して自宅までバスで帰ったものでした。
 高校時代の通学定期が、23区内の都バス全路線に乗れるものだったので、この経路だと交通費がゼロだったからです。
 当時は、東京駅前とはいえ、なんかまったりした感じがあったと記憶しています。
 しかし、10数年ぶりに降りた東京駅北口は、当時の面影は一切なく、超高層ビルに囲まれた寒々しい駅前広場になっていました。
 変わり果てた姿に驚いた一方で、バス停には荒川土手行きが停まっていました。
 ただし、本数は激減していました。
 とはいえ、風景が変わり果てた中、このバスがいまだに存在する、という事で、当時と今の東京駅北口が繋がった、というのは嬉しいことでした。