「人権」という理解の浅さ

 以前、過去に深刻な人権侵害を受けた経験があると話した人がいました。
 ところが、その人が、人権侵害につながりかねない創作物に関して、極めて肯定的に語っていました。
 確かに、創作物は実際の人権侵害ではありません。しかし、創作物が人権侵害につながった事例は山程あります。
 その事実を知らないのか、それとも、そもそも「人権」というものに対する感覚が希薄なのでしょうか。
 改めて、この社会の「人権」に対する理解の浅さに愕然としました。
 もちろん、文科省が、昔から意図的に、そのように理解を浅くする「教育」をしてきた「成果」でもあるのでしょうが…。