商品価格は労働量に比例する

 マルクス経済学では、商品の価格はその商品を生産するために費やされた労働量に等しいと定義しています。
 言い換えれば、費やした労働量が少ないものは安い、となります。
 これは、売り物以外にもあてはまると思っています。
 たとえば、言葉で人に訴求するときも、考え抜いて作り出した言葉と、コピペした言葉では、前者のほうが、価値が高い、すなわち訴求力が強いわけです。
 この考えがないと、どこかで見たような安易な言葉で訴えてしまい、相手に受け止めてもらえなくなるわけです。
 また、同じ事を主張する際も、その事を学んだり理解する事にかけた時間が長いほど、相手に伝わると思っています。
 なかなか難しいですが、価値を高める努力は常に怠らないようにせねば、と思っています。