政府が、スマホのOSがiOSとアンドロイドの二種類しかない事を問題視している、というニュースを見ました。
今更何を言っているのだろうか、と呆れました。
かつては、日本の大手電機メーカーはすべて携帯電話を作っていました。
しかし、スマホが出た時に取り残され、「ガラパゴス携帯」と揶揄されるようになりました。
そして現在、日本資本でスマホを作っている会社など、数えるほどしかありません。
スマホのみならずパソコンでも、今や日本メーカーの名前で売られているもののほとんどは、中国産のものにブランド名をつけているだけです。
ちなみに、そこまで技術力が低下したのは、政府の推奨するリストラを実施し、優秀が技術者がいなくなった事と、政府による「IT公共事業」で楽して大儲けすることにより、技術向上する必要がなくなったためだと思っています。
日本政府が冒頭の発言をした、という事は、国産のスマホOSが必要な事を示唆しているのでしょう。
しかし、そんなものを政府主導で作っても、ろくなものになるわけないですし、誰も使わないでしょう。
何も見えていないし、何もわかっていないわけです。
改めて、日本政府のICT音痴ぶりに呆れ果てました。