車を運転していて一番怖いのは、目の前の道を猫が横切ることです。
見るたびに、聞こえないのは分かっていても、その猫に「道を横切るのは危ないですよ」と声をかけています。
四半世紀ほど前には、実家で面倒を見ていた猫が、交通事故で命を落とすという事がありました。
それだけに、自分が猫を轢いたら、トラウマで運転ができなくなるのでは、とまで思い、横切る猫を見るたびに肝を冷やしています。
ちなみに、かつての地域猫で、現在はある家族に引き取られた、自分の友達である「ニャン孫」は、一度、道路を横切って車に轢かれかけたら、それ以降、絶対に道路を渡らないようになりました。
自分が道路の向こうに買い物に行く時に会うと、途中まで一緒に歩くのですが、交差点の近くで止まり、そこで買い物を終えて戻ってくる自分を待っていたものでした。
全ての猫に、このニャン孫の警戒心が身につけば、運転する人はかなり楽になるのでは、と思っています。