差別大国の「国技」

 引退した後も、白鵬関こと間垣親方に対する相撲協会の嫌がらせが止まりません。
 色々と難癖をつけて、親方としての権利を制限しようとしています。
 相変わらず張り手やかち上げがどうこうと言っているようですが、それを理由に親方の権利を制限された人はいません。
 今は亡き板井圭介さんは、張り手を得意としていましたが、親方になれなかったのは八百長がらみの件だったはずです。
 だいたい、素行がどうこう言うなら、インチキ宗教の広告塔になって警察相手に暴れた大横綱とか、ソ連(当時)で拳銃を購入して「密輸入」した大横綱はどうなるのでしょうか。
 どう考えても、「成績を見ればどう見ても、『日本の国技』である相撲史上最強の力士がモンゴル生まれである」という現実から逃避するために難癖をつけているとしか思えません。
 入管での死亡事件のように、国が率先して外国人差別を行っている、差別大国日本ならではの「国技」なのだな、つくづく思っています。
 こうやってますます、日本は人権・差別の後進国になっていくのでしょうね。