ワークアンドライフバランス

 自民党の新総裁の発言で、「ワークアンドライフバランスを捨てます」というのが物議をかもしています。
 自分自身も、ここ10年以上、「ワークアンドライフバランス」が大幅に壊れた生活をしているため、この「捨てます」発言には強い不快感をおぼえました。
 同時に、自分の「ワークアンドライフバランス」がなぜここまで酷くなったのか、と振り返りもしました。
 大学時代、就職活動をしていたとき、興味を持った企業で真っ先に見ていたのは年間休日でした。
 120日以上休日がないところには入らない、と強く決意して就職活動をしたものでした。
 実際に、趣味との両立がしやすい職場に就職したのですが、ある時期から、かなり仕事に追われるようになりました。
 その後、何度か転職したのですが、転職するたびに「ワークアンドライフバランス」は悪くなる一方でした。
 一番最悪なのは前の職場で、それに比べれば、今のところはマシです。とはいえ、前職がワースト1で現職がワースト2なのですが…。
 どこをどう失敗した結果、学生時代に望んでいたのと正反対になったのか、自分でもよくわかりません。
 そんなことを思いつつも、最大与党の総裁が「ワークアンドライフバランスを捨てます」と公言し、このまま首相になったら自分も周りもより酷いことになるだろうな、と思いました。
 今のワークアンドライフバランスを改善して、もう少し、政治的な発言や行動をできるようにせねば、と思った次第です。