埼京線に乗って新宿に行こうとしたら、相鉄の車両が来ました。
路線図があるのですが、乗り入れ先が、埼京線、東急→都営三田線、東急→メトロ南北線→埼玉高速鉄道、東急→メトロ副都心線→東武東上線の順で描かれていました。
その結果、図の上と下に同じ川越駅が表示されていました。
それを見たとき、どちら経由のほうが早く川越につくのだろうか、と気になりました。
時刻表を見たところ、朝6時代に海老名を出る電車の一つが東上線川越経由森林公園行きで、続く電車が埼京線経由川越行きとなっていました。
先に出る6時21分発は相鉄線内が各停で、後から出るほうは6時30分発は特急です。そして、6時46分の二俣川駅で、後から来た特急が追い抜きます。
ところが、追い抜かれた各停は、東急東横線では急行に、副都心線は通勤急行に、東上線では快速急行になって川越に8時26分に着きます。
一方、追い抜いた特急のほうも、埼京線内は通勤快速になるのですが、池袋には先に着くものの、川越には6分遅い8時32分到着となります。
東武東上線が池袋から一直線で川越に向かうのに対し、埼京線は大宮を経由するのですから、その差が出るのでしょう。
というわけで、この時間帯に相鉄沿線から川越に行く人は、二俣川で追い抜く特急に乗らずに、追い抜かれた各停に乗ったほうが早く着くわけです。
まあ、実際問題、早朝に相鉄線に乗って川越を目指す人などいるとは思えないので、全く持って役に立たない「豆知識」ではあるのですが…。