変わらぬ手

 今日は19連勤の最終日でした。
 何とか出勤したのですが、職場についたら座っていることすら辛いほどの体調不良に陥りました。
 幸い、人員に余裕があったので、2時間ほど抜けさせてもらい、職場の近くにある実家で休憩しました。
 ソファの上で寝ていると、母が額に手を当てて「熱はない?」と言いました。
 50年前、幼児だった頃から、具合が悪くて横になると、必ず、この「熱はない?」をしてくれました。
 半世紀経っても一貫して変わらない、親の愛が嬉しく、短時間で体調復帰することができました。
 同じく心配してくれた父と合わせ、本当にいい両親に恵まれ、幸せだな、と改めて思った日となりました。