17年前との違い

 WBCで日本が優勝しました。
 かつては熱心な野球ファンでしたが、最近は興味がかなり薄れています。
 相方は相変わらず野球が大好きなので、よくTV中継をつけていましたが、所属しているチームがどこだか分からない選手がいたほどでした。
 今日は仕事が休みだったので、相方がつけたTVを聞いていました。
 17年前の第1回大会で優勝した時は、熱心に見ていたものでした。
 それもあって、当時の中継と今の中継はかなり違っているのでは、と思いました。
 アナウンサーはもちろん、解説者も、「日本頑張れ」を連呼していました。
 解説者は頭脳明晰で有名だった古田敦也氏でしたが、分析的な解説はほとんどなく、「応援」ばかりしていました。
 17年前の決勝はそうでなかったと記憶しています。
 せっかくの超一流選手が集まった大会なのに、技術や能力などよりも、「国の威信」だの「日の丸」的なものばかりが前面に出ており、聞いていて辛く思いました。