物事の結果が出たとき、自分に都合のいい結果が出た場合と、そうでない結果が出た場合に、対応が大きく変わる人がいます。
たとえば、選挙でいい結果が出たら「市民の勝利」などと言うのに、悪い結果が出たら「相手候補を支持した市民の勝利」とは言わない、などという事例があります。
もちろん、汚い金を使ったり反社カルトとズブズブな政党が勝つのを「市民の勝利」などと言う必要はありません。
しかし、ならば自分に都合がいい結果が出た時も、そう言う必要はないのです。
普通に「候補者と支援した人たちが勝ち取った勝利」とでも言えばいいだけです。
だいたい、「市民の勝利」などと言ってしまったら、敗れた候補に投票した市民の存在を無視することになります。これは非民主的です。
自分たちが負けた時も、「相手陣営を選んだ市民の勝利」と言えないなら、自分たちが勝った時にも言うのはおかしい話です。