本当の気遣い

 外食に行ったとき、メンバーの一人が、自分だったら絶対にたのまないメニューを注文しました。
 実際に出てきたものを食べたら、予想通り自分の口にあわないものでした。
 しかし、「まずい」とか言って食べるのをやめたら、頼んだ人の食事がつまらなくなると思い、「なかなか美味しいね」などと気遣いながら完食しました。
 すると、「へー、そうなんだ、これ、あなたが嫌いなものが細かく刻まれて入っていたのに、気づかなかったの?」とバカにするような口調で言われました。
 気遣い自体は必要でしょうが、やはり、本音と違うことを言うのは、お互いにとって良くないな、と痛感させられました。
 次に同じことをされたら、「これは自分の口にあわないから、申し訳ないけど、全部食べて」と、「本当の気遣い」をすべきだな、と反省しました。