前提が間違えば、結論は間違える

 ある、明らかに矛盾をした言説を見ました。
 しかし、それを言い出した人は堂々と「この論理は完璧だ」と強弁しています。
 もちろん、それがおかしい事は小学生でもわかります。
 しかし、その人は立場上、その矛盾した言説を主張せざるを得なくなっています。
 なぜそんな事になったかと言うと、矛盾せざるを得ない「立場」になってしまったからです。
 ならば、その「立場」がおかしい事に気づき、そこから降りればいいだけの話です。
 傍から見れば簡単な話ですが、一度「立場」に立ってしまうと、なかなか難しいのだろうな、と思いました。
 同時に、その「立場」で矛盾した言説を強弁し続けると、本人の論理感もおかしくなってしまうのでは、と心配になりました。