2003年7月後半のつれづれの日々(更新情報)
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2003/7/31 野球見物日誌を更新しました。
 地下4階の駅で電車に乗ったら黒アゲハ蝶が車内を飛んでいました。地下4階まで飛んで降りたとは思えないので、地上の駅に止まった時にドアから入って、そのまま電車ごと地下に行ったのでしょう。しばらく見える所を飛んでいましたが、すぐにどこかへ行ってしまいました。無事、花のある所に戻れたか、ちょっと心配になりました。それにしても、アゲハ蝶など見たのはいつ以来のことでしょうか。意外な所で自然に縁遠い自分の日常を再認識してしまいました。
2003/7/30 野球見物日誌を更新しました。
 自民党の総裁選が始まるとかで、また党内で「小泉批判」が起きているそうです。政治・経済・外交とも重大な問題が山積みのなか、今更「郵政民営化」論争などと言われてもピンぼけとしか思えません。しかし、前回の総裁選での「激戦」とそれを無批判に報道してくれたマスコミのおかげで、高支持率の内閣ができたのですから、彼らとしてはこの「儀式」には力を入れたいのでしょうね。もちろん、言うまでもないことですが、小泉首相だろうと橋本派首相だろうと、それが「自民党(自公)政権」であることには変わりはありませんし。そして、どちらにせよ、従米・国民負担増大政治をやることも変わりはありません。
2003/7/29 電算室を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 歩いて行けるところに漫画喫茶ができたので行ってみました。駅から遠い国道沿いという立地で、「漫画」というより「ネット」「くつろぎ」を基本にしたような店でした。マッサージ店とタイアップしていて、ネットやDVDを見たり漫画を読みながら足裏マッサージを有料で頼める、というサービスもありました。ドライブイン代わりに使うにはこういうサービスもあるといいのかもしれません。
 というわけで漫画の数は少ないのですが、そのラインアップはやけにマニアックでした。全体の冊数の割に1980年代あたりの本がやけに揃っているのです。当サイトの漫画図書館で取り上げている名作・珍作もかなり揃っていました。また、ファンロードコミックスや今は亡き新声社のゲームパロディ4コマ集など、普通に漫画を買い付けていても入手できるわけのない作品がありました。一番驚いたのは、陸軍中野予備校の1〜5巻が2セット置いてあった事でした。
 どう考えても、私と似たような趣味の人のコレクションをそのまま置いたとしか思えません。非常に共感を持てましたが、逆にいうと、新たな作品の発見は難しいわけで、ここに通うことはなさそうです。いずれにせよ、頑張ってもらいたいものです。
2003/7/28 野球見物日誌を更新しました。
 昨日のことですが、大学の後輩の家に生後7ヶ月の赤ちゃんを見に行きました。不思議なまでに人見知りしない子で、初対面の私を全然恐れません。親から離れて私や嫁さんが抱っこしても普通にしています。
 2年前に生まれた妹の長男は、年に10回くらい会っていたにもかかわらず、半年くらい前まで伯父である私を怖がっていたのですから、えらい違いです。
 ちなみに自分は子供の頃、赤ちゃんを抱っこするのが得意で、初対面の赤ちゃんを寝かしつけたりした事もありました。しかしながら、大人になってからは、その甥をはじめ、どの赤ちゃんにも泣かれていたのでちょっと自信喪失気味でした。それが後輩の赤ちゃんのおかげで、久々に自信回復できました。
 やはり赤ちゃんにもそれぞれ「個性」がある、ということなのでしょうね。
2003/7/27 野球見物日誌を更新しました。
 嫁さんにつきあってイエローサブマリンにいったら、「ガシャポン」の中身を売っていました。そこの価格は原材料費や経費と関係なく、需要と供給のみによって決められている、という感じでした。ちなみに私が見た中での最高値は「うる星やつら」のラムちゃん(トラジマビキニ)と「巨人の星」の星一徹(ちゃぶ台つき)でともに1,500円。最安値は同じく「うる星やつら」の面堂終太郎氏の30円でした。ちなみに同じラムちゃんでも制服だと1,200円となっており、「この300円は露出度の差なのだろうか」などと考えてしまいました。ほかにも「めぞん一刻」では四谷氏が300円で五代さんが100円など、興味深い価格設定がなされていました。
 人形自体には興味はないのですが、この「価格差」はいろいろと面白く、ついついいろいろな作品のキャラの値段を比べてしまいました。なかなか面白い「市場調査」でした。
2003/7/26
 イラクのフセイン元大統領の息子2人が死んだということが大々的なニュースとなっています。なんかよほどめでたい事みたいですが、さんざん書いているように、「フセイン大統領がきにくわないから、証拠もない『大量破壊兵器保持疑惑』を作り上げてイラク国民を虐殺し、フセイン一家を政権から追い出して自国の言うなりの政府を作った」などという事に正当性なんぞどこにもありません。だいたい、フセイン一族がアメリカの意向に沿ってイラン人に化学兵器を使用していたときは制裁どころか援助をしていたくらいなわけです。つまり、フセイン元大統領の息子を殺したなどということも、つきつめて考えてみれば、春先の空襲に始まったイラク人虐殺の一環でしかないわけです。
 ところが、報道によると、そのフセイン氏の息子の死を知ったバグダットの市民が、喜んで祝砲を撃って31人死亡したそうです。いくら「フセインの圧政に苦しめられていた」からといって、命を賭してまで喜んだりするものなのでしょうか。今のイラクからの報道に正確さを望むのは無理な話ですが、この報道の「設定」はあまりにも無理がありすぎるように思いました。
2003/7/25 野球見物日誌を更新しました。
 電車に座って、何の気なしに向かいのシートの下方を見たら、サンダルをはいた外反母趾の人がいました。話には聞いていましたが、見たのは初めてなだけに驚きも大きくありました。つま先の細いヒールなどをはかなくても、仕事などの上では困ることなどなにも無いはずです。にもかかわらず、なんとなくといった感じの社会的慣習により、足の指に異常をきたしてしまった「被害者」には本当に同情します。
 暑い夏のスーツもそうですが、なぜこのような日本人の体質や風土にあわないものを、強引に輸入してくるのでしょうか。改めて不条理さを感じるほど痛々しい足の指でした。
2003/7/24
 昨晩、急に胃痛になり、七転八倒していました。なんとか朝起きて出勤したものの、体がもたず1時間で早退せざるを得ませんでした。帰宅後も胃痛のため、食物を受け付けず、やっと夕方におじやを一杯食べたくらいでした。これだけ苦しんだのだから、せめて何か見返り(?)を、と思って体重計に乗ったのですが、期待に反してほとんど減っていませんでした。変なところで「食事抜きはダイエットにはさほど効果がない」という事を再認識しました。
2003/7/23 野球見物日誌を更新しました。
 MicrosoftのOfficeシリーズに「Officeアシスタント」という機能があります。ヘルプ機能として、イルカや猫や女教師がアニメーションするのですが、別にそのアニメで効率よく操作方法がわかるわけではありません。結局のところ対話式のテキストで、「Officeアシスタント」をオフにして、普通にヘルプを使った場合と同じ結果になります。
 しかも困ったことに、このアシスタント、非表示にするのが分かりにくく、消したはずなのに亡霊のように出現したりします。というわけで、今日も職場で、半ば怒った初心者の人に、表示させない方法を尋ねられました。
 好みは人それぞれですが、他に真似するアプリがないところを見ると、日本では不評なのではないでしょうか。せめて、日本向けに「萌えキャラ」をアシスタントにすれば、少しは利用率も上がるのでしょうが。
 いずれにせよ、「慣れていない人がが非表示にするのに、他人のヘルプがが必要となってしまうヘルプシステム」というのは本末転倒なのでは、と思います。
2003/7/22 毒舌の間を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 ワイドショーのやらせが相次いでバレているそうです。「実録!暴走族」モノでは珍走団に金を払って「暴走」させ、「感動の手紙を親族に託す」ではスタッフが「親族」役を演じていたとか。報道者としては明らかに失格な行為といえるでしょう。
 ただ、それ以前の問題として、ワイドショーがどんなものを「報道」しているか、という問題があります。どうでもいいような芸能界のゴシップを中心に、一般市民のプライバシーや人権を無視した「取材」。たまに政治を報じたかと思えば、アイドルかのごとく小泉首相を持ち上げたりします。このような番組作りを見ていると、何度問題になっても「やらせ」が発生するのは異常事態ではなく、必然的な展開と言えるのではないでしょうか。
2003/7/21 野球見物日誌を更新しました。
 本屋で、1999年に発行された「ウルトラしかけ絵本」 たたかえ!ウルトラマンという幼児向けの絵本を見かけました。ウルトラマンが色々な怪獣をやっつけているのですが、その中の一体にゼットンがいました。絵本の中のウルトラマンは、ゼットンの巨体を両手で持ち上げて地面に叩きつけてやっつけています。ご丁寧にも、このリフトアップの場面は、カバーの折り返しにまで使われていました。他にも怪獣がいくらでもいるので、なんでわざわざ実際には倒していないゼットンを・・・と非常に不思議でした。児童向けにする際に原作の残酷なオチを変更するというのは、よく聞きますが、これもその一種なのでしょうか。
2003/7/20
 数年前、10代半ばの新人アイドルグループが、「イカ天バンド」の曲をカバーして大ヒットさせました。その曲は「君がいた夏は美しい夢だったが、過去となってしまった今となっては、空に消えていった打ち上げ花火のように儚いものだった」というような意味でした。
 先日、久しぶりにその曲を聞き、そのグループの存在を思い出しました。そのアイドルグループは、その曲がヒットしただけの「一発屋」で終わってしまい、今では全然見る機会はありません。それこそ「空に消えていった打ち上げ花火」という感じです。10年くらい前にこの曲を作ったバンドも、まさかこの曲をカバーするアイドルが出て、しかもその曲の通りの運命をたどる、とは夢にも思わなかっただろうな、などとしょうもない事を考えてしまいました。
2003/7/19 野球見物日誌を更新しました。
 キリンがハニーブラウンという、ローソンのみで限定販売という発泡酒を出していたそうです。生活圏内に酒を売っているローソンがないので気づきませんでしたが、先日、飲む機会がありました。
 その味ですが、名前の通り、はちみつが入っています。ビールもしくは発泡酒にはちみつを混ぜた味を想像していただければ、飲まなくても味はわかります。斬新な発想ですが、ちょっと斬新過ぎた、という感じでした。宣伝ページによると、当初は関東のみのテスト販売で、22日から全国のローソンで発売、とのこと。ということは、関東では売れたのでしょうか。ちょっと不思議です。
 それにしても、特定のコンビニでしか売らない発泡酒、というのは、メーカー側にとってはどのような利点があるのでしょうか。たとえば、「一番絞り」なんかを特定のコンビニで限定販売にしても、キリンが得をするわけがないと思うのですが。とにかく奇抜な事をしたかった(?)ローソンと、かなり異端な発泡酒を開発してしまったキリンの意思が一致したゆえの企画なのかな、と思いました。
2003/7/18 野球見物日誌を更新しました。
 4月29日が「みどりの日」から「昭和の日」に変わる事が決まりました。11月3日(明治天皇の誕生日)は「文化の日」のままのようですから、国会レベルで「昭和>明治」が明白になったと言えるかもしれません。
 確かにその名のもとに殺された人・死んだ人の数を比べると、孫が祖父を完全に圧倒しています。在位年数は20年くらいしか違わないわけですから、やはり「実績」が違うため、この差がついたのでしょうか。
 この次は、かつての同盟者の誕生日ということで、4月20日あたりを祝日にするのでしょうか。いずれにせよ、経済と同様に、為政者の頭の中も着実に退歩しているようです。
(※11月3日を「明治の日」と改称するように主張しているわけではありません。念のため)
2003/7/17 野球見物日誌を更新しました。
 小包の不在通知が届きました。再配達の方法として「不在通知に必要事項を記載してホストに投函」「FAX」「電話(なぜか番号が3つ記載してある)」「インターネット」とあります。
 とりあえず、ネットでの手続きをやろうと記載されていた「http://www.post.japanpost.jpというやけに長ったらしいURLを手打ちしました。すると、「ゆうびんホームページ」という、日本郵政公社の郵便部門のトップページでした。そのページを数十秒見て「再配達の申込」というリンクバナーを見つけ、クリックしました。すると「https://yis.post.japanpost.jp/yusei/s01」というページに行きました。
 手入力をうながすのなら、もっと簡潔なドメイン名は取れなかったのでしょうか。長いドメインを手入力させるのならば、せめて最初から「再配達の申込」ページを不在票の案内に書いてほしかったものでした。
 そのページでまず、自分の所に来ている郵便物の種類を選択するのですが、不在通知に記載されている一覧表と、ページでの一覧表の形式が違うので、また数十秒迷って必要な項目を発見し、情報を送信しました。そこから氏名・フリガナ・郵便番号・住所・電話番号・再配達希望日を記載して情報を送信しました。すると、「住所は全角で書け」というエラーが出ました。確かによく見たら、ページの右側にそのような事が書いてありました。そして送信内容確認ページが出て送信しました。よくある、「送付内容をメールにてお知らせ」みたいなサービスもありません。
 手で字を書く事が大嫌いな私ですら、「こんな事なら、ネットを使わず、不在票に手で書いて投函しとくのだった」と思うほどのユーザーインターフェースでした。
2003/7/16 野球見物日誌を更新しました。
 夜の10時半頃にコンビニに行ったら、弁当コーナーにスーツ姿の人がたくさんいました。どうやら、やっと仕事が終わって、これから帰って夕食を取るような雰囲気です。ちゃんとした食事も取れずに遅くまで仕事をさせられ、しかも外食できるほどの給料も貰えてないわけです。そのコンビニにいた人が全員同じ会社ではないでしょうから、このような「低賃金でのこき使い」は常態化されているのでしょう。このテの話はいろいろ聞いてはいましたが、この夜遅いコンビニの風景を見て、改めて今の日本企業の異常性を実感させられました。




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