2002年10月前半のつれづれの日々(更新情報)
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2002/10/15
 ふと小泉首相のメールマガジンが今どうなっているか気になり、官邸のページを見てみました。最新のバックナンバーには「ノーベル賞がどうこう」と書いてあったので、ちゃんと発行されつづけていたようです。目次を見たら相変わらず首相の挨拶(?)の副題は「らいおんはーと」となっていました。首相の髪型と創刊当時の流行歌をかけたキャッチフレーズなわけですが、いまだに使っているとは思いませんでした。まあ、経済の状態がどんなに悪化しようとも、就任当初の「構造改革」「不良債権処理」をずっと言い続けている小泉内閣にふさわしいキャッチフレーズと言えるかもしれません。(隆)

2002/10/14
 朝、出かける嫁さんにつきあって津田沼で朝食。その後の予定は特に立てておらず、都内に出るか、マリンで野球を見るか、家でのんびりするか、などと迷っていました。とりあえず落ち着いて考えをまとめよう、と思って漫画喫茶に行って、何となく「YAWARA!」を読んでいたら止まらなくなり、6時間かけて全巻読破してしまいました。こんな天気のいい休日に何やっているのだか・・・。まあ一応スポーツ漫画を読んだので「体育の日」らしく過ごせた、と自分を納得させました。それにしても「YAWARA!」はソウルとバルセロナの話ですから、もう終わってから10年たっているのですね。比較的最近の漫画だと認識していたのですが、時の流れの速さに驚かされました。(隆)

2002/10/13 電算室を更新しました。
 5ヶ月ぶりに料理をしました。納豆オムレツを作ったのですが、フライパンで焼いているうちになんかこげ色がついてきました。「ほう、ホットケーキみたいな色だ。うまく焼けているな」と思い、食べてみたら焦げたような味がしました。その時ようやく、そういう焼き色がついていいのは、卵に小麦粉を入れて焼いた料理の場合だった、という事に気づきました。やはり私は先天的に料理にむいていないようです。(隆)

2002/10/12
 住民基本台帳のウイルス対策ソフトは3ヶ月間更新されていなかったそうです。なんでも「影響の強そうなウイルスは新たに出ていないから」という理由らしいです。世間でbugbearが問題になっている中、浮世離れしたところもあるんだな、と呆れた次第です。これでこのネットワークに自分の個人情報がなければ、他人事の笑い話で済むのですが・・・。それにしてもこんな感覚で運用して、何か個人に損害があったら誰がどうやって責任を取るのでしょうか。(隆)

2002/10/11
 近所のスーパーの酒類売り場で「サッポロAD(アド)生ビール」という札が目に入りました。「ビール」というのに違和感があったので、缶の表示のところを見たらやはり発泡酒で、しかもメーカーはサントリーでした。つまり、この札は「AD」以外の部分は全て大嘘だったわけです。札を作った店員もアホですが、他の店員もよく気づかなかったものです。しかしながら、その札のゲゲボさに感動して思わず購入してしまった私のような人間もいたわけですから、販促効果はあったと言えるかもしれませんが。ちなみにレジで購入してすぐに袋に入れ、帰宅後冷蔵庫にすぐに入れ、さらに飲んだらいつも通りにすぐに缶を捨てましたので、どこの会社のどんな広告が缶に印刷されているかを認識する機会は一瞬たりともありませんでした。(隆)

2002/10/10
 小学校一年の時に初めて運動会に出たとき、一番驚いたのは開会式での「選手宣誓」でした。いきなり六年生が前に出て手を挙げ、校長に向かって「先生!」などと叫び出したときは、一体何が起きたのやら、と思ったものでした。その後、成長するにつれ、おぼろげにこの「儀式」の意味が理解できるようにはなりました。しかしながら、学校教育では最後まで「宣誓」の本当の意義・重要性を教わることはありませんでした。いくら形骸化した儀式とはいえ、教育の場で、意味も教えずに子供に「宣誓」をさせる、というのは考えてみれば変な話です。(隆)

2002/10/9
 ジャストシステムのATOK15の広告を見ました。新たに誤字・誤用を指摘してくれる機能がついたそうです。誤字・誤用が減るのはいいことでしょうが、こういう機能が標準的になって文章が画一的になっていくのもどういうものかな、とも思います。特に「ら抜き言葉指摘機能」というのを見たときは、「そんなもん、使う人の個性だろうに」と思ってしまいました。あと、話はちょっとずれますが、ATOK15では、マイクロソフトのオフィスへの連携機能が強化された、との事。かつてジャストシステムが「一太郎オフィス」とか出してマイクロソフトと張り合っていた頃にパソコン購入の相談を受け、どちらが将来性があるかなどと迷っていた事を懐かしんでしまいました。(隆)

2002/10/8
 子供の頃、セリーグではタイガースを、パリーグではブレーブスを応援していました。1988年秋に阪急からオリックスに売却された後も、2年ほどは「オリックスブレーブス」だったので、熱心に応援していました。しかし、1991年に「ブルーウェーブ」などという名前になったので、ファンをやめました(ちなみにこの時「新チーム名一般公募」をやったので「ブレーブス」と書いて投票したものでした)。
 その後、千葉に移り住んだこともあり、パではマリーンズを応援するようになりましたが、「ブレーブス」への思い入れはいまだに残っています。今年はブルーウェーブで最後のブレーブス経験選手である藤井外野手、さらにブレーブスの主力投手の一人だった星野投手も引退しました。残るブレーブス経験者はライオンズの中島捕手・ベイスターズの小川内野手・マリーンズの高木投手くらいです。その高木投手が今日の試合で完封勝ちをしました。「ブレーブス最後の投手の活躍」ということで二重に嬉しい勝利でした。ぜひ来期も頑張って欲しいものです。(隆)

2002/10/7
 14時20分頃、口座種別の変更を頼みに銀行の窓口に行きました。閉店間際という事もあり、少々待たされました。やっと自分の番になったのですが、手続き自体は一瞬で済みました。ところがその後に行員が「外貨積み立て預金なら利率が全然違います。為替変動によるリスクはありますが」とセールスをしてきました。確かに、数少ない顧客との対面の機会を利用して商品を売り込むのは商売としては正しいと思います。しかし、1分以内で済む手続きを行うために10分以上待たされた身としては「このセールストークが無ければ自分の待ち時間は半減しただろうに」という不快感しかありませんでした。もちろん、売り込みは速攻で断りました。(隆)

2002/10/6 絵画館を更新しました。
漫画図書館を更新しました。
 子供の頃読んだ「サザエさん」に、本屋で立ち読みしている波平を隣のスリが狙っている。その時波平が句集の「秋深し隣は何をする人ぞ」というのを朗読したので驚いて逃げるというのがありました。なかなか面白い漫画だと思いますが、その漫画で初めてその句の存在を知ったため、それ以来、その句を見るたびに「スリ」の事しか連想できなくなりました。それどころか秋が深くなるだけで、その事を思い出してしまいます。ある意味罪な漫画です。(隆)

2002/10/5
 平沼経済産業相が、「日本のIT業界の成長に限りがあるとは思わない。なぜならば、日本はADSLが世界で最も安価な国になったようにIT業界は発展し続けているからだ」というような事を発言したそうです。「マクドナルドのハンバーガーが安くなったのだから、食肉業界は今後も発展し続ける」というくらい、強引過ぎる論法だと思います。ADSLの料金とIT業界の成長が比例するかどうかは現時点では何とも言えません。いずれにせよ、この程度の「IT知識」「論理力」の持ち主が経済産業相をやっているようでは、「IT業界」にたずさわる人たちも大変だ、という事だけはわかりました。(隆)

2002/10/4 絵画館を更新しました。
リンク集を更新しました。
 「臥薪嘗胆」とは、古代中国で激しく争っていた二つの国の王が闘志を維持するために、片方は薪(たきぎ)の上に寝て、もう片方は部屋に胆を吊るして嘗(な)めたという故事が由来だそうです。「薪の上に寝る」というのは比較的分かりやすい気合の入れ方ですが、「胆を嘗める」というのはよくわかりません。部屋は生臭くなりますし、夏だったら毎日交換しなければなりません。本人はいいでしょうが、従者はさぞかし苦労したと思われます。ちなみにどんな動物の胆だったのかも興味深いところです。実は「特殊な育て方で肥大させた家鴨の胆を毎日嘗めていた」などというオチだったら笑えるのですが。(隆)

2002/10/3
 最近始まった中国語講座に「陳浩」さんというネイティブの人が出てきます。講師も女性アナウンサーも、この人の事を日本語の音読みで紹介しています。中国語講座なのだから、中国語の読みでそのままで「チェン・ハオ」と呼べばいいのに、なぜわざわざ口に出しにくい日本語で呼ばなければならないのか謎です。1980年代にあたりから、朝鮮半島の人の名前を呼ぶときは、日本の音読みでなくハングル語の発音を使うようになりましたし、台湾から来た野球選手なども現地の発音で呼ぶようになっています。にもかかわらず、中国本土の人だけいまだに音読みにする理由がどうしてもわかりません。(隆)

2002/10/2
 先日、行きつけの西友で、「韓国産」と表示されており、成分表にニラとかアミなどと書かれている「キムチ」を見かけました。本場ものかと思って購入たのですが、これが最悪でした。ただ辛いだけで、キムチの味というものがありません。しかも、普通のキムチなら時間がたつと味が変わりますが、1週間くらいたっても相変わらずただ辛いだけでした。単に白菜を唐辛子風の辛味調味料で浸しただけ、という感じの代物でした。JASかなんかで「キムチ」としての定義を厳密にして、基本的な用件を満たしていないものは「キムチ風漬物」としか表示できないようにしてほしい、とまで思うくらいのまずさでした。(隆)

2002/10/1 リンク集の「今月のお勧め」を更新しました。
 台風ニュースを聴いていたら、合間に一般ニュースとして埼玉保険金殺人事件の死刑判決と、新たに金融相を兼務することになった竹中氏の会見をやっていました。最初にY被告の「私は無実だ。死因はみな病気だ」というかつてインタビューをやっていたのですが、いつの間にか竹中氏の経済対策になっていました。声はもちろん違うのですが、なぜか同じような発言としてすんなり聴いてしまいました。個人的には「Y被告の元従業員の供述がすべて嘘」である確率と「公的資金注入と骨太の改革で日本経済が再生」する確率は同程度だと思っています。おそらくそのために、Y被告の主張と竹中氏の経済再生論が、一連の発言のように聞こえてしまったのでしょう。(隆)





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