2003年8月後半のつれづれの野球見物日誌

2003/8/31(日)
 タイガースが勝って、マジック対象チームも勝ったので、マジックは一つ減って11となりました。また、パリーグはホークスが負けて、ライオンズとバファローズが勝ったので、マジックは再び消滅したようです。
2003/8/30(土)
 タイガース対スワローズ戦は、先制したタイガースが中押し・ダメ押しをして勝つという、効果的な攻撃。3試合連続完封勝ちこそ逃しましたが、9対3と快勝でした。完全に7月までの状態に戻っており、いったい、高校野球開催期間中の不振は何だったのだろう、と不思議に思えてきます。
 カープはノーゲームだったため、マジックは一つだけ減って12となりました。ところで、今日は出先でTVを見ていたのですが、日テレはもともとカープ対読売戦を放映する予定でした。それがノーゲームになったためにタイガース対スワローズ戦に変更しました。ということは、その気になれば、当初からタイガース戦を放映できたわけです。にもかかわらず、あくまでも消化試合に近い読売戦を放映するから視聴率が下がるわけです。そんなアホな事をしておきながら、「視聴率が下がった、プロ野球の危機だ」などと言い出して、つまらない企画や演出をするから、さらに視聴率が下がるわけです。誰のおかげで「プロ野球の危機」なのか、少しは頭を使って考えてほしいものです。ちなみに、タイガース戦を放映中も、途中に何度も「ノーゲームになって無人となった広島市民球場」の映像を無意味に流していました。
 パリーグはホークスとライオンズが勝ってバファローズが負けましたので、マジック19が再点灯。対象チームはライオンズです。
2003/8/29(金)
 残業だったので野球を見ませんでした。タイガースはスワローズに快勝し、残り2カードも一番都合のいい結果になったのでマジックは2つ減って13に。対象球団はカープのまま。
 パリーグはホークスが負けてバファローズが勝ったため、またもやマジックが消えました。
2003/8/28(木) 恩返し
 タイガース対読売戦。読売の先発はFAで読売に移籍した工藤投手。対するタイガースの四番打者は、かつてFAでスワローズから読売に行ったものの、自由契約で追い出されてタイガースに「拾われた」広沢選手でした。
 その広沢選手が2打席連続本塁打で工藤投手を粉砕するなど、3安打6打点の大活躍でした。やはり、「捨てた球団」に「恩返し」をする、というのは痛快でいいですね。
 もっとも、タイガースも最近は読売的な補強をよくします。この轍は踏まぬよう、一度来てくれた選手は、仮に力が落ちても、失礼のないように接してほしいものです。
 結局、井川投手が7回まで0点に抑え、再び防御率1位に返り咲くなど、投打とも好調で11対0の完勝でした。これでマジックは15。対象チームはカープのままのようです。
2003/8/27(水) エース対決
 月曜から楽しみにしていた松坂投手と斉藤投手の投げあい。試合前には、「1点勝負で3点目が決勝点」みたいな試合展開を予想していました。ところが両投手とも初回に被弾し、1回を終わった時点でホークスの3対2という意外な展開に。その後、斉藤投手は立ち直ったものの、松坂投手は4回までに7失点でKO。両エースの差がそのまま結果につながりました。これで斉藤投手は16連勝で18勝目となりました。
 これで両チームのゲーム差は7に。さらにバファローズもマリーンズに敗れたため、ホークスにマジック20が再点灯しました。まあ、ゲーム差やマジック以上に「エース対決で松坂投手が敗れる」事のほうがライオンズにとっては大ダメージだったでしょうね。
 マリーンズ対バファローズ戦は、渡辺正人選手が三塁打と本塁打と活躍。この選手、昨年見た時は、「ランナーがいなくてもバントの構えから打つ」という独特の打法を用いていました。今期前半に見た時は、普通の構えをしていたので、やめたのかなと思っていたのですが、今日はまた「バント打法」で活躍してくれました。ぜひとも、この打法を究めてほしいものです。
 また、ファイターズの小笠原選手が、14打席連続出塁のプロ野球タイ記録を作りました。パリーグではマリーンズの南淵選手(当時)以来です。この南淵選手が記録を作った時は、日刊スポーツが一面にしました。よく印象に残っているので、比較的最近の事だと思っていたのですが、何と10年前のことでした。時間がたつのは早いものです。

 タイガースは読売と。今日のスポーツ報知の一面は、巨大な「林」という文字でした。意味は「1試合流れたために、先発予定だった林投手を中継ぎで使える」というものでした。他球場の試合をすっ飛ばしてまで一面にする価値があるとは到底思えません。
 しかも、予告(?)通り、中継ぎで出てきた林投手は、中盤、貴重な追加点を献上してくれました。今月先発で2連勝中の19歳の若手を、「12ゲーム差を11ゲーム差にするための試合の、負けている場面での中継ぎ」などという、つまらない使い方はしないでほしいものです。試合のほうは金本選手の、1回裏に3ランで5回にタイムリーという活躍が大きく、タイガースが勝ちました。
 ところで、この試合の中継は、球団所持放送局によるものでした。イニング間に金融業者の広告が流れていたのですが、その会社は大手都銀とサラ金業者の合弁会社です。その出資しているサラ金会社は、パリーグのとある球団のとスポンサー契約をしています。そのニュースを知った時、読売球団のオーナー氏は「そこまで堕落したのか」などとそのパリーグの球団を悪し様に批判しました。私もサラ金との提携には反対です。しかし、そんな偉そうな事を言いながら、系列の放送局の中継にサラ金系の広告を流すのを許可するとはどういう事なのでしょうか。ぜひとも、放送局に「そこまで堕落したのか」と批判していただきたいものです。  それはともかく、スワローズは負けたものの、カープが勝ったのでマジックは1つ減って16となっています。明日の対象チームはカープのみです。
2003/8/25(月)
 首位攻防のライオンズ対ホークス戦は、中盤、ライオンズの佐藤選手が和田投手からプロ初本塁打となる満塁本塁打を打つなど、一イニング6点を取って逆転。以下もホークスの追い上げをなんとかかわして勝ち、マジック再点灯を阻止しました。
 ここまで安定して勝ってきた和田投手から大量点を取って勝ったのは大きいですが、一方で抜群の安定度を誇っていた「必勝リレー」の森投手・豊田投手がそれぞれ連打を浴びて失点しました。再逆転にはいたらなかったものの、伊原監督も手放しでは喜べない試合だったのではないでしょうか。明日の先発はライオンズが張投手でホークスが水田投手ですから、おそらく明後日は松坂投手と斉藤投手の投げあいでしょう。この試合、今から楽しみです。
 マリーンズはバファローズと。これまで先発した4試合のチーム平均得点が1.25点と援護に恵まれない小林宏之投手が1回に3点を取られたものの2回から7回までを無安打投球。打線も、小林宏投手の先発試合では最高となる4点を取って逆転勝ちしました。
 というわけで、初回の失点をひきずらず、ワンチャンスを生かしたいい試合でした。昨日の日刊スポーツの一面では、「次期監督に95年にチームを2位にしたバレンタイン前メッツ監督」と出ていましたが、そのあたりが選手に好影響を与えたのでしょうか(笑)。

2003/8/24(日) 対象チーム
 パリーグは全てデーゲーム、一方、セリーグは全てナイター。8月の暑い時期にデーゲームができるのも、ドーム球場のおかげと言えるでしょう。
 そのパリーグは、ホークスがマリーンズに、バファローズはブル−ウェーブに勝ちましたが、ライオンズはファイターズに二桁失点で大敗。これで首位と2位の差が6ゲームに開いてしまいました。なお、「マジック対象候補チーム」はライオンズからバファローズになりました。したがいまして、明日のライオンズ−ホークス戦でホークスが勝っても、バファローズが勝てば、相変わらずマジックはつきません。

 タイガース対ベイスターズは、1回の裏にいきなりウッズ選手が3ラン。その後、反撃はするもあと1点が取れず、9回には逆にダメ押し点を与え、敗れてしまいました。結局、高校野球開催期間中の成績は4勝11敗となってしまいました。
 なお、スワローズとカープが負けたため、マジックは17に減りました。その結果、マジック対象チームはドラゴンズ・スワローズ・カープの3球団となりました。火曜日はスワローズ対ドラゴンズ戦があるので、勝ってもマジックは1しか減りません。
 他に読売の「残り全勝した場合の勝率」も、上記3球団とさほど変わりません。したがって、セ・パあわせて「マジック対象になる可能性のあるチーム」が6球団あることになります。

 ところで、昨日、読売のオーナーが、メジャー志向のあるドラフトの目玉選手に関して「数年後のメジャー移籍を前提して入団させたい」と発言しました。そのような契約は野球協約に違反しているそうです。しかし、コミッショナーを始め、機構の運営サイドは、「直接聞いたわけではない」などと、逃げの態度に終始。読売のオーナーとコミッショナーのどちが権力を持っているかを身をもって証明しました。
 こんな話を聞いていると、あらためてプロ野球界の将来の暗さを感じます。それはともかく、仮に「メジャーへの腰掛け」にする場合、デーゲームのない読売には行かないほうがいい事だけは確かでしょう。

2003/8/23(土) 連敗脱出
 ベイスターズ対タイガース戦、先制から追加点、さらに中押し、ダメ押しと、7月までを髣髴させるような効果的な得点。投げても先発の下柳投手をはじめ、リガン投手・ウイリアムス投手・安藤投手の完封リレー。完勝で連敗を止めました。とにもかくにも、勝ててよかったと一安心です。
 スワローズが勝ったので、マジックは1つだけ減って18となりました。また、カープがドラゴンズに勝ち、スワローズと並んで再びマジック対象チームとなりました。ちなみに本日現在で、対ドラゴンズの「マジック」は17、対読売は16となっています。

 パリーグのほうは、今シーズン通しての自責点が2だったライオンズの豊田投手が、9回裏に2点を取られてファイターズに逆転サヨナラ負けどんな守護神でも打たれることはありますが、ライオンズにとってはあまりにも痛いでしょう。ただ、ホークスもマリーンズに負けたため、マジック再点灯はなりませんでした。
2003/8/22(金) 開幕戦も似たようなものだった(?)
 ベイスターズ対タイガース戦。ここ4試合で5点しか取られていなかった井川投手が、1回裏だけで6点取られるという信じられない展開に。その後も着実に加点され、最終スコアは10対4の大敗でした。
 これで5連敗となってしまいました。まあ、開幕戦の時も、オープン戦を絶好調でむかえて、昨年最下位のベイスターズ相手に井川投手で負けました。しかし、そこから快進撃が始まりました。今日もそれと似たようなものだと思うことにします。
 あと、スワローズとドラゴンズがともに敗れたため、なぜかマジックが1つ減って19になりました。
 ところで、ベイスターズのホルト投手の解雇が決まったそうです。確かに5勝14敗で防御率は4.55ですが、この成績、チームの勝率よりちょっと下で、防御率はチームより上です。つまり、球団平均の成績を残していながら解雇されたわけで、ちょっと可哀想な気もします。タイガースやホークスにいたら、今期だって10勝くらいできたようにも思えますし。

 パリーグは上3球団が勝って、下3球団が負けるという、極めて平凡な展開でした。どうでもいい事ですが、ライオンズは仙台から札幌に移動だったようです。
2003/8/21(木) 久々のタイムリー
 大阪ドームのタイガース対ドラゴンズ戦。昨日同様、先制され、ソロホームランで反撃するが、突き放される、という展開。リリーフ投手陣も着実に失点し、最後は7対3で負け、星野監督就任後初の「3タテ」を食らいました。なかなか不調脱出のきっかけがつかめないようです。なお、負けたためマジックは減らず20のままです。
 ただ、7回裏に取った3点目が、三十何イニングスかぶりのタイムリーによる得点だったとか。まあ、これが今後への「プラス材料」になったと思うことにします。
2003/8/20(水) マジックは減ったけれど・・・
 タイガースの先発はプロ初登板の杉山投手が序盤で失点しました。どうでもいいですが、「タイガースの杉山投手」というといまだに、元ライオンズドラフト1位で、1999年途中にタイガースに移籍し、その年を含めて3年連続シーズン途中移籍という珍記録をうちたててバファローズ経由でベイスターズに行き、現在は打撃投手をやっている杉山賢人氏を連想してしまいます。
 閑話休題。その後、広沢選手の2試合連続本塁打があったものの、山本昌投手に抑えられ、今シーズン2度目かつ今月2度目の3連敗しました。高校野球開催後の成績は3勝8敗です。まあ、悪いときはこんなものでしょうね。中継でも何度も「7月までのタイガースだったら」という言葉を聞きました。
 カープがまた負けたので、マジックは1減って20に。マジック対象チームはスワローズとドラゴンズになりました。明日、タイガースがドラゴンズに勝ってスワローズが負ければマジック18。タイガース○でスワローズ○か引分、タイガース引分でスワローズ引分か●ならマジック19、となるようです。
 あと、読売対ベイスターズ戦で、川相選手が犠打の世界新記録を達成したそうです。

 ホークスは昨日に続いてブルーウェーブにリードを許していましたが、終盤に逆転しました。8回は無死1・3塁で走者は俊足の村松選手と川崎選手。打線はここから井口選手・松中選手・城島選手・バルデス選手と続きます。ここから犠牲フライとタイムリーで2点取って逆転したのですが、この状況で2失点ですんだブルーウェーブ投手陣が偉いように思えました。本当に、小久保選手の穴はどこに行ってしまったのでしょうか。
 また、逆転する直前まで投げていた斉藤和巳投手が、15連勝で17勝目を挙げました。ただ、ライオンズの試合は中止だったのでマジック再点灯はありませんでした。
 あと、ファイターズが札幌での初勝利を挙げたようです。
2003/8/19 誰のためのスコア表示欄?
 関西に戻ったタイガースは大阪ドームでドラゴンズと。四番の広沢選手の本塁打で先制するも、その後は1点も取れず逆転負け。とりあえず広沢選手に一発が出たからよしとするか、と思うことにしました。
 マジック対象チームのカープはスワローズと。途中、カープが3点リードしていたものの、8回表にスワローズが4点取って逆転。さらに無死1・3塁で古田選手。「これはダブルプレーでも1点取ってダメ押しだな」と思って見ていたら、本当に併殺打を打ってしまいました。しかも当たりが強かったのか3塁走者は本塁に突入できませんでした。やはり、願望するのなら、もっと景気のいい事を願うべきでしたか(苦笑)。
 結局、その裏にカープが1点取って追いつき延長に。結局、スワローズが11回表に勝ち越して、裏のピンチも何とか逃げ切りました。これでマジックは21に。明日も対象チームはカープのままです。

 パリーグはホークスがブルーウェーブに敗れ、ライオンズがマリーンズに勝ち、マジックが消えました。ホークス対ブルーウェーブといえば、29対1を始め、ホークスの圧勝の印象が強いのですが、実はこれで対戦成績はホークスの13勝9敗。実はこの数字、ホークス対ライオンズ戦の対戦成績と同じです。得失点差や被打率の割には、ブルーウェーブが効率よく勝っている、という事でしょうか。
 なお、バファローズもファイターズに勝ちました。来年から札幌移転するファイターズですが、いまだに札幌では勝てません。こうなったらいっそのこと、来年度に持ち越したほうが盛り上がるのでは、などと失礼なことを思ってしまいました。
 ところで、マリーンズ対ライオンズのTV中継ですが、スコア表示欄がやけに見づらいのです。得点・アウトカウント・出塁状況とも押しなべてわかりにくい、というある意味完璧な不便さです。よく見てみたら、ダイヤモンドの真ん中の、3塁からプレートの位置に両チームのロゴマークが、プレートから1塁の位置に球団名が書かれています。言うまでもない事ですが、スコア表示欄は球団のロゴを表示するところではありません。それが、必要な表示事項より大きく表示されているのですから、呆れるのを通り越して苦笑してしまいました。製作者の自己満足ではなく、見る人の立場に立って画面をレイアウトしてほしいと切に思った次第です。
2003/8/18 カード違い?
 昨日、大阪ドームで5時間近く戦ったホークスとバファローズですが、ホークスは地元福岡へ、バファローズは札幌で試合。昨日まで同じ球場で戦った2球団が翌日には1,600キロも離れた所で試合をする、というのは面白いものです。来年、ファイターズが札幌に移転をすれば、よくある話になるのでしょうが。
 さて、ホークス対ブルーウェーブ戦は、ブルーウェーブが先制するも、ホークスがすぐさま反撃。最初の1・2点は、内野ゴロの間とか犠牲フライのような地味な得点でしたが、そこから、井口選手・松中選手・城島選手・バルデス選手といった、主軸がそれぞれ本塁打を打つという豪快な展開に。首位と最下位の差を見せつけるような試合展開となり、マジックを29に減らしました。それにしてもホークスの対ブルーウェーブのチーム打率が3割5分5厘とは凄いものがあります。
 バファローズ対ファイターズ戦は、途中まで接戦だったものの、一旦、バファローズが勝ち越してからは、リリーフ陣をメッタ打ちに。こちらも、ローズ選手・中村選手・吉岡選手のクリーンアップトリオのいずれも猛打賞、という派手な試合でした。最終スコアは19対4と、ホークス対ブルウェーブ戦みたいな(?)点差でした。
2003/8/17 18年前よりは・・・
 出かけていて、帰宅したら、バファローズ対ホークス戦が9回裏になっていました。4対2でホークスリードで、現在のリリーフエースの篠原投手が登板、しかも7番からの下位打線です。これはあっさり勝ってマジック点灯かと思ったのですが、そこから新人の下山選手が2塁打、2死後連打して同点に追いつきました。
 この展開ならサヨナラでマジック阻止かと思ったのですが、そこから出てきたホークスの「中継ぎ陣」相手に得点できず、結局延長12回引き分けで、ホークスにマジック30が点灯しました。なお、対象チームはライオンズです。
 あと、マリーンズはファイターズ相手に、失策連発で失点し、敗れたようです。

 セリーグは、タイガースは負け、カープが勝ったため、マジックは22のままです。高校野球開催後の成績は3勝6敗となってしまいました。3連戦負け越しは不快ですが、18年前のこの時期の後楽園で3タテを食らったのを目撃していた(苦笑)身としては、「その時よりは良かった」と喜ぶべきなのかな、とも思っています。
 あと、ドラゴンズは完封リレーで勝利。バルデス投手が移籍後初セーブを挙げました。試合展開からして、クローザーというよりは「勝戦処理」みたいな起用だったと思われますが、とりあえず嬉しいことでした。
2003/8/16 懐かしの応援歌
 バファローズ対ホークス戦は最近では珍しい15時開始でした。先発、加藤投手が小刻みに点を取られ、途中、反撃するも、取ってもすぐ取り返される展開でホークスが7対4と快勝。ついに「明日勝つとマジックが点灯」という状況になりました。
 ところで、4回にホークスが2点目を取って、加藤投手のまわりに選手・コーチが集まった時に、レフトスタンドから南海ホークスの応援歌が流れたそうです。現在のホークスで「南海」のユニフォームを着たことがある選手は大道選手のみ。一方、バファローズでは、その時マウンドにいた加藤投手と、昨日中継ぎで好投した吉田豊彦投手が「南海」経験者です。南海時代からのホークスファンが、かつて大阪球場で活躍した加藤投手に昔の応援歌で激励したのでしょうか。

 タイガースは読売相手に序盤で5点を取り、投げては井川投手が6回2死まで無安打投球。1点を失ったものの完投勝ちしました。これで井川投手は勝数・防御率・勝率・完投数・完封数で1位となりました。
 投打がかみあった快勝と言えるのでしょうが、それでも中継の日本テレビのうっとおしさには耐え切れませんでした。特に今日は社の創立50周年とかで、ことある毎に汐留の新社屋にカメラを写していました。こちらもその度にチャンネルを変えていました。まあ、そのおかげでベイスターズの金城選手の、今週2度目の「左右両打席本塁打」の瞬間を見ることができた、とも言えますが。
 それに輪をかけて、解説は長嶋茂雄氏。得意の「視聴者の事を考えないしゃべり」が炸裂していました。そして、氏がダラダラと語りだすたびに、チャンネルを切り替えていました。相手球団の勝ち試合においても、これだけ相手球団のファン不快にさせる技術は、ある意味芸術的とも言えます。
 対象チームのカープが負けたため、マジックは2つ減って22になりました。
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