2002年2月前半のつれづれの日々(更新情報)
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2002/2/15
 仕事で大変お世話になっている方が、2ヶ月ほど入院し、久々に顔を出しました。開口一番「医者は腸閉塞とか言っているんだけど、ガンなんだよね。」と明るく病状を説明していました。悲壮感はもちろん、「ガンと闘う」などといった気負ったところもなく、本当に自然体なのです。自分もこのように生きていきたい、と強く思った次第です。(隆)

2002/2/14
 とある新人バンドの「二人のアカボシ」という曲がヒットしました。おそらくは、二人の恋人が赤い星を見てどうこう、という意味なのでしょうが、私にはどうしても「『怪物ランド』の赤星氏(15年くらい前の深夜番組で子泣きじじいのコスプレしてコントをやっていたひと)と、タイガースの赤星選手のコンビ」というものを連想してしまいます。我ながらどういう脳の構造をしているのか不思議でなりません。(隆)

2002/2/13
 小学生の時、「学級会」という授業(?)がありました。要は「会議ごっこ」なのですが、10年も生きていない子供に「ディベート」などできるわけもなく、しょうもない言い争いになるか、あら捜し合戦になり、最後には教師が力技でまとめたものでした。今日の職場で、久々にこの「学級会の雰囲気」を体験しました。しかも教師に相当する人がいないため、全然話がまとまりません。知性のかけらもない会話を聞きながら無意味に過ごす時間は、本当に苦痛でした。(隆)

2002/2/12
 小学生に「総合科」といって、自分で主題を決めて、それを調べる、という授業があるらしいです。うちの職場にもその調査のために小学生から電話やメールがきます。送られてくる質問のいくつかは、図書館で調べればわかるようなものです。確かに直接尋ねるというのは非常に手っ取り早い方法ではありますが、それって「自分で調べた」という事になるのでしょうか。「調べる」にあたって、教師がどのような指導をしているのか、ちょっと気になりました。(隆)

2002/2/11 毒舌の間を更新しました。
 深夜にチャットをしていて、ある人がフレッツISDNにした話をしていました。すると、一人が「いまどきISDNなんて」と発言しました。彼がADSLを使っているのかFTTHを使っているのか知りませんが、どういう回線でネットにつなぐかはその人の自由であり、広帯域でつないでいるから偉いなどという事はありません。そんなものに優越感を持つくらいなら、アナログ56kでネットにつないだほうがよっぽどマシだと強く思いました。(隆)

2002/2/10
 オリンピックの開会式を見ていたのですが、アナウンスなどで何度も「昨年9月のテロの被害国が頑張って開催にこぎつけた」という感じの表現が出たのには閉口しました。確かにテロは許されない事ですし、3,000人以上の命が奪われた事は事実です。しかしその直後に「テロの報復」と称してアフガニスタンで同じくらいの数の命をアメリカの軍隊が奪ったわけです。さらにブッシュ大統領は、いくつかの仮想敵国の名を挙げて、更なる戦争=虐殺を予告しているわけです。「被害」について言うなら、「報復」としての「加害」についてもきちんと触れるべきではないのでしょうか。(隆)

2002/2/8
 2年くらい前に買い揃えていた漫画の単行本に一冊抜けがあることに気づきました。さほどメジャーな作品でないので、街の大きい本屋くらいでは入手できそうにありません。神保町に行くべきか、それとも新宿の漫画専門店がいいのか・・・などと考えていたのですが、ふとネット購入の事を思い出しました。数分で購入手続きが終了し、二日後には届いていました。便利さを実感したのと同時に、かつて何度も行った「一冊のためにいくつもの書店を探し歩く」という行為が、過去のものになった、ということをしみじみ実感しました。(隆)

2002/2/7
 コミックバンチを立ち読みしたら、新人大賞にエントリーされているらしい将棋漫画が載っていました。将棋漫画といっても主題は「極道の息子の主人公が抗争に巻き込まれながらタイトル戦を打つ」といった内容です。将棋らしいところといえば、相手がコンピュータで主人公の棋風の変化を感じて用心するところと、「主人公は飛車の使い方に自信がある」というくだりだけ。将棋である必然性はどこにもありません。いかにも「ヒカルの碁が流行したから似たようなジャンルで一発あてようか」みたいな魂胆がみえみえでした。(隆)

2002/2/6
 あるサイトに業務システムのコンサルタントの連載がありました。そこには、「業務システムを作る際に最も重要なのは、自社の満足よりも、顧客にいかに満足してもらえるかだ」と書いてありました。「これはいい意見だ。他の考えも見てみよう」と思い、書いた人の会社のURLをクリックしたところ、社名と抽象的な画像と、「3秒後に飛びます、行かない場合は、ここをクリックしてください」と書いてありました。3秒たっても行かないので、、ここをとやらをクリックしましたが、やはり何もおきません。どうやら、IE使用を前提としたJavascriptを使っているようです。このコンサルタント氏は、自分が連載している内容を自社のサイト担当者には伝えていなかったようです。(隆)

2002/2/5
 札幌の雪祭りで、松山城と「坊ちゃん」「マドンナ」の雪像が紹介されていました。この二人の「カップリング」はよく使われており、道後温泉の土産物屋にもいろいろな形で商品化されています。しかし、別にこの二人は付き合っているどころか、ほとんど接点すらないはずです。基本的に彼女は「つきっていた『うらなり』から『赤シャツ』に乗り換える」という役どころで、「坊ちゃん」とは関係ありません。「坊ちゃん」の論評にも「婚約者をあっさり捨てて乗り換えるなんてそのマドンナという女もおきゃんだ」というくらいで、良くは思っていません。にもかかわらず、地元はもちろんの事、札幌にまでカップルで登場するのだから、不思議な話です。(隆)

2002/2/4
 毎朝、通勤電車に乗るときに気をつけねばいけないのが「立ち位置」です。すぐそばの駅で降りることがわかっている人がいれば、当然その人の前に立ちます。いない場合は、カンと読みを働かせて、「すぐに降りそうな人」を探して、その人の前に立ちます。これが成功した時はなかなか嬉しいものです。それにしても、こんなしょうもない事に神経を使ったり一喜一憂する自分というのは、客観的に見るとかなりむなしいものです。(隆)

2002/2/3
 主として使うブラウザを変えて一番難儀しているのはJAVAへの対応です。IEでないと見ることのできないアプレットも少なくありません。携帯のほうもキャリアによる違いがなかなか統一できないようです。基本コンセプトである「一つ作ればどこでも動く」を完全に実現させるのはなかなか難しそうです。頑張ってほしいものです。(隆)

2002/2/2 リンク集の「翔みならの今月のお勧め」を2月バージョンにしました。
 生まれてから8歳になるまで住んでいた公団住宅に行きました。住人の変化が少なく、私の住んでいた棟では、12世帯中8世帯までが当時(24年前)と同じ苗字の人がそのまま住んでいました。公園のゴミ箱も、当時のものを色だけ塗り替えてそのまま使っていました。この団地だけは他とは違う時間の流れ方がしているのか、と思いたくなるような変わらなさでした。(隆)

2002/2/1 リンク集の「大野隆の今月のお勧め」を2月バージョンにしました。
 久々にモーニングを読んだら、かつて週刊少年マガジンで「激烈バカ」という題名そのものの内容のギャグマンガを描いていた人が、「心温まるショートストーリー」を描いていました。以前は「激烈バカ」以外の作品もみな過激なギャグばかりだったので、かなり驚きました。同時に「パワーのあるギャグを描き続けるのは難しいんだな」とも思いました。(隆)





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