2003年6月前半のつれづれの日々(更新情報)
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2003/6/15 雑談コーナーで新企画野球見物日誌を開設しました。
 「昭和30年代」を主題にした「テーマパーク」の類が人気だそうです。他にも、山口百恵さんのCDが売れたり、2〜30年くらい前の曲のカバーも多いそうです。その特集をした雑誌によると、その原因の一つに、「経済成長をしきった日本が過去を懐かしみ始めた」という傾向があるそうです。これまでガムシャラに働いた人が定年を機に過去の思い出に浸る、の国家版という感じでしょうか。そう考えると、ちょっと怖いものがあります。
 あとどうでもいい事ですが、その記事の最後に、そのブームに乗って(?)「ピンクレディーも22年ぶりに復活」とありました。私の知るだけでも、「ピンクレディー復活」は5回ほど見ているのですが・・・。
2003/6/14
 安倍官房副長官が(拉致などをする)北朝鮮は暴力団と同じことをやっている。対話だけを重要だという人は非常識な人だと言ったそうです。この論法によると、日本よりずっと多くの国民を拉致されながら、平和路線を軸にしている韓国は非常識、という事なのでしょうか。だいたい、敵国の「悪事」を挙げ連ねて武力に訴えようとする、というのは「大日本帝国」時代と何ら変わらない発想です。歴史認識も常識も欠落しているようです。
 加えて言うと、この発言の数日前、暴力団と癒着していた松浪議員に関する辞職勧告決議案などに反対した政党の人間が、「悪」の例として「暴力団」という言葉を使っても全然説得力を感じませんね。自分が「暴力団とつるんでいる輩とつるんでいる」という事くらい自覚しておいてほしいものです。
2003/6/13
 十代半ばの少年たちが、「弟が小学生の相撲大会で『さば折り』をやって反則負けになった」などと話していました。そりゃ確かに小学生大会なら規制するだろう、と思いながら、「そりゃそうでしょう。小錦なんて北尾に『さば折り』をやられて怪我したために、横綱になれなかったんだし」と言ったら、「北尾?」と不思議そうな顔をされました。もちろん、「双羽黒」と言ってもよく解らなさそうな表情をしています。冷静に考えれば、「双羽黒事件」が起きてからすでに16年、彼らが生まれた頃の話です。知らなくても当然でしょう。
 先月の「朝青龍事件」の直後に、「北尾・双羽黒」で検索してきた人が当サイトにたくさん来た時は、「やはりみんな彼の事を思い出したんだな」と思ったものでした。しかし、こう考えてみると、改めて時の流れを感じてしまいます。
2003/6/12
 米英が開戦の口実にした、イラクの「大量破壊兵器」がいまだに出てきません。小泉首相も米英に賛成する理由として「イラクは大量破壊兵器を保持している」と断言していました。それに対して国会で突っ込まれたところ、「フセイン大統領が見つかっていないから、フセイン大統領が存在していなかったと言えますか!」と絶叫したそうです。論理性がどうこうと突っ込む気も失せるような素晴らしい発言です。口ゲンカでキレた小学生だって、もっとまともな事を言うのではないでしょうか。
 首相就任以来2年ちょっと、当サイトでは氏の事をかなり色々と書いています。にもかかわらず、このような発言を聞くと、新鮮なものを感じてしまいます。別の意味で、「底の知れない人物」と言えましょう。ただ単に底が抜けているだけかもしれませんが。
2003/6/11 電算室を更新しました。
 職場にレンタルサーバーの会社から売り込みのメールが来ました。メールで売り込む事自体はいいのですが、問題はその書き方です。改行が全然ないので非常に読みづらく、それでもちょっと頑張って目を通したのですが、無意味にくどく、具体的な宣伝部分になかなか行きつかないのです。
 面倒なので、途中をすっ飛ばしたのですが、結びのところには「このメールが迷惑でしたらその旨を返信してください」などとあつかましい事が書いてありました。仮にこの会社がどんな優れたサービスを提供しているとしても、これを見れば誰も契約しないだろう、というような「悪い見本メール」でした。
2003/6/10
 マリーンズ対ファイターズ戦をTV観戦していました。0対1で9回裏を迎えたものの、マリーンズは3連打であっさり同点として無死1・2塁とサヨナラのチャンスを迎えました。ここで5番のショート選手にまわってきたのですが、なんと山本功児監督は、原井選手を代打に出しました。送りバント用の代打だったのですが、これが大失敗で併殺打を打ち、一気に2死3塁になりました。カメラはベンチでやりきれない表情で唾を吐き捨てるショート選手を映していました。しかもなんとこの原井選手はベンチにいた最後の野手なのです。もし延長になって誰かがケガでもしたらどうするつもりだったのでしょう。
 結局はその次の堀選手の今期二度目のサヨナラ打で勝ったのですが、カメラは喜ぶ山本監督を追うものの、選手は彼に近づいてきませんでした。これでマリーンズは6連勝で五割復帰でしたが、それに対する喜びよりも「こんな采配でも勝ってしまうなんて、野球って不思議だな」という感想しか思い浮かびませんでした。
2003/6/9
 政治業者が選挙資金を集めるためのアイテム(?)の一つに「パーティー券」があります。券の値段はパーティーの経費と関係なく設定でき、業者はパーティーの出欠などに問わず一定人数分の「券」を購入します。当然、購入金額の多い業者ほど、公共事業の受注などの可能性が高くなるわけです。しかしながら、建前はあくまでも「パーティーの出席料」となるわけです。
 20年ほど前、このニュースを読んだらしい珍走団がこれを真似しました。同じように後輩などにノルマを決めて「パーティー券」を買わせ、それを資金源にしたわけです。この集金方法はあっという間にメジャーになり、「パー券」という「業界用語」までできました。政治業者の行動が「若者の範」になったほとんど唯一の例と言えるかもしれません。
 最近の珍走団の傾向は知りませんが、政治業者は相変わらずパーティー券で資金集めをしています。彼らにとっては、自分達の行動がどのように真似されているか、などということは、どうでもいい事なのでしょうね。
2003/6/8
 4日前にも書きましたが、数年ぶりに全国版の時刻表を買いました。読んでいて驚いた事の一つに「JR東日本が『エル特急』という呼称をいつの間にかなくしていた」というのがありました。この「エル特急」というのは、30年くらい前に、本数の多い特急に対してつけた呼称だったそうです。ただ、明確な意味がなく、料金が違うわけでもなく、何となく時刻表に「L」のマークつきで載っていた、という感じでした。
 ちなみに東日本以外の各社にはまだ呼称が残っているのですが、四国の「剣山」という特急は、本文では「特急」なのに、「特急専用ページ」では上りに限って「エル特急」と誤記されていました。鉄道会社にとっても、時刻表を編集しているJTBにとっても、「あってもなくてもかまわないもの」なのでしょうね。
2003/6/7 絵画館つれづれ新喜劇を更新しました。
 本日更新したコーナーは3年ぶりの更新になります。この間、ギャグはいろいろ思いついてはいたのですが、二人で話しながらネタとしてまとめようとしているうちに自然消滅していました。前回のネタが「ナスダック日本市場」でその前が「エヴァンゲリオン」なわけですから、時代の流れを感じます。このペースだと、次のネタを発表できるのは2006年になるのでしょうか。
2003/6/6
 週刊「スパ!」が「サラ金に借りている人特集」みたいな事をやっていました。記事に出てくる人のほとんどは「数十万借りているけどいつでも返せる」みたいな事を言いながら「小借金持ち生活を楽しんでいる(?)」とのことでした。「子供の学校に取立てがくる」「多重債務でヤミ金に食われる」などというのとは、どこか別の世界の出来事であるかのようです。また、「上限の○十万円の中で借り続けている」という表現が何度も出てきました。いかにも「財布の枠が○十万円広がった」と思わせるような印象を持たされますが、その間に払った利息の総額についての説明は見当たりませんでした。
 ちなみに、記事の各所にはページ内にはサラ金の広告に出てくるような「にこやかに微笑む制服の女子社員」の写真が出ていました。以前も、系列の夕刊紙がサラ金広告の宣伝記事を載せていましたが、これも同じような「記事の形を取った広告」のようです。
 こうやって、普通の広告も出しながら「隠れ広告」も出し、それにつられた人から搾り取った利子でまた同じ事ができるのですから、サラ金会社は笑いが止まらないでしょう。武富士の社長がラスベガスで10億円も遊べるわけです。
2003/6/5 漫画図書館心に残る文章を更新しました。
 自民党の重職にいる麻生とかいう人が「朝鮮を植民地にしていた時代に、強制的に日本人名を名乗らせた『創氏改名』は、向こうの人の意思によって行ったもの」という発言をしたそうです。確かに、小泉首相を見ればわかるように、いつの時代にもどんな国にでも、他国の僕みたいにして生きる事を是とする人は存在します。しかし、そのような当時の朝鮮の極少数派を基準に歴史認識をされても困ります。だいたい、もし本当に大多数の人が「創氏改名」を望んだのなら、なぜ敗戦後すぐみんな、元の名前に戻したのでしょうか。
 ところでこの発言、韓国を怒らせるのと同時に、北朝鮮も怒らせた事は間違いありません。「いつ攻めてくるかわからない」などと言いながら、あえて刺激するわけです。やはりせっかく「有事法」を作ったから、なるべく早く使いたい、という意思によるものなのでしょうか。
2003/6/4 夏コミ当選通知を掲載しました。
 津田沼駅前に個人営業の書店があります。何度か前を通った事はありましたが、駅周辺には大型書店が何軒かあるので、入ることはありませんでした。ところが昨日、前を通った時に時刻表を買いたくなったため、ちょっと入りました。外から見る限りは普通の本屋なのですが、中を見るとびっくり。書棚のほとんどは、「とらのあな」並にそのテの漫画単行本ばかりなのです。もちろん、中の客もほとんどがそのテの人ばかり。独り言をつぶやきながら読んでいるオジサンまでいて、不思議な雰囲気を醸し出していました。
 下のほうにはちょっと一般の書籍もあるのですが、完全に色あせています。奥のほうにはこれまた変色しかかった岩波新書が本棚二つ分くらいに収まっていました。一応、雑誌「旅」と道路地図は申し訳程度に置いてありましたが、時刻表は大型・小型・首都圏版のいずれもありませんでした。所期の目的を達することはできませんでしたが、貴重なものを見ることができました。あの奥に並んでいた岩波新書が売れる事は永遠にないだろう、と思いながら店を出ました。  
2003/6/3
 「ホクシン(北辰?)」なる会社から先物のインチキ商売っぽい電話がかかりました。どうやら、こちらが「インチキ商売だから断る」みたいな事をいうと「いいえ、違うんです」と言うようにマニュアルで仕込まれている感じでした。したがって私が「勤務中なので、こちらの仕事に関係のない電話は切らせていただきます」と言っても「いいえ、違うんです」と返事。何が違うか最後まで分かりませんでしたが、分かっても自分にとっては百害あって一利なしな事は明白なので、そのまま切りました。
 「カモ」が「インチキくさい電話だけど、万が一誤解していたら悪いから聞いてみようか」という心理につけこもうとする発想なのでしょう。巧妙に知恵を使っているのですが、こういうのを「悪知恵」というのだな、と思った次第です。
2003/6/2
 塩川財務相が「生産性のない者に、(現役世代の手取り賃金の)60%保障をしている。(中略)所得代替率は40%でよいのではないか」と、年金の給付削減を主張たそうです。この「生産性がない人だから国が支払う額を下げる」という論法を援用すれば、日本経済をガタガタにするなどといった「負の生産性のあった者」の場合はどうなるのでしょう。「所得代替率(?)」などは、マイナス100%にしてもまだ足りないかもしれません。その元凶の一人である塩川氏などは、ぜひとも率先してこれまでの収入の3倍くらいの額を、「逆年金」として国に返却していただきたいものです。
2003/6/1 リンク集に一件追加し、「今月のお勧め」を更新しました。
 かつて上新電機だったところが潰れて出来たカラオケ屋に行きました。エレベーターや階段なんかは以前のものを塗り替えただけなので、入った時に「そういえばこのあたりで携帯電話売ってたな」などと懐かしさを感じていました。当然ながら、カラオケルームになっている所は小部屋に仕切ってあったのですが、それでも位置的にはだいたい検討がつき、「5階の左奥か。たしか古びた周辺機器が置いてあったな」などと思ったりしました。もっとも、いざカラオケが始まれば、そのような郷愁(?)はすぐ忘れてしまいましたが。
 それにしても、カラオケやったのって、1年4ヶ月ぶりでした。最近の歌は全然唄えませんでしたが、面子が濃かったので、趣味に走った歌ばかり唄って楽しむことができました。周囲に気を使わずに曲を選べるカラオケというのはいいものです。




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