悪の敵が善なわけではないが…

 ロシアの侵略に対し、「ウクライナにも問題がある」という言説で「どっちもどっち」にするような主張が見受けられます。
 もちろん、侵略を受けたのだから、ウクライナが全て正しい、というわけではありません。
 ウクライナに関する情報は明らかではない部分もあるし、色々と問題もあるのだとは思います。
 しかし、いくらウクライナに問題があったとしても、ロシアの侵略が絶対的に悪い、という事は明白です。
 ロシアの侵略でウクライナが灰燼に帰してしまったら、問題どころではなくなります。
 というわけで、ウクライナどうであるかを論じる必要は今はありません。
 とにかく国際世論でロシアの侵略を止めるのが、今、最も必要な事なのです。