新聞の衰退

 新聞が減っている、という話になりました。
 すると、相手の人が「減っているといっても、読売は1,000万部だし、朝日700万部あるから、まだまだ新聞の影響は大きいですよ」と言いました。
 確かに、この「読売1,000万、朝日700万」というのは、自分も聞いたことのある数字でした。
 しかし、全国で毎年100万部も新聞が減っている、という記事を見たあとなので、本当なのだろうかと気になって、調べてみました。
 すると、読売のサイトに2020年前半時点のデータがあり、そこには読売770万部、朝日516万部、毎日225万部、日経212万部と出ていました。
 つまり、往時と比べて、朝日と読売だけで400万部も減らしていたわけです。
 新聞の衰退というのが、思った以上に急速進行している事がよくわかりました。
 同時に、情報というのは常にアップデートしないととんでもない認識違いをしてしまう、という事も痛感させられました。