プロとアマ

 とあるアマチュア芸能を見ました。
 その芸能には高名なプロも多々いるのですが、残念ながら、これまで、TVも含め、プロの芸はまともに見たことがありませんでした。
 それだけに、「初鑑賞」となりましたが、知識のない自分が見ても、明らかな「素人芸」で、途中で居眠りしてしまいました。
 ただ、だからといってアマチュアの芸披露を否定する気は毛頭ありません。
 たとえば、自分が最もよく見た競技は将棋ですが、その九割がアマチュアの大会です。
 だからと言って、アマチュアの将棋を見ていて眠くなった事などありません。
 むしろ、プロのを見ているより、身近な面白さがあります。これまで将棋を見ていて感動した事は三回ありましたが、いずれもアマチュアの対局でした。
 しかしながら、それができるのは、プロも含め、ある程度、将棋の事がわかっている、という下地があるからだという事がわかりました。
 プロを見るのは、下地がなくても、そこそこ凄さがわかるのですが、アマチュアの場合は、その下地がないと、いきなり見るのは大変なんだな、と気付かされた経験となりました。