理念と実態

 どんな組織でも、表向きには立派な理念を持ち、それを公表しています。
 ただ、これまで自分はいろいろな組織に所属していましたが、理念と実態が一致していると思ったところは一ほとんどありません。
 せっかく、立派な理念を掲げているのだから、現実と理念のずれを確認し、不適切な部分は改善すればいいのに、と思うのですが、それは絶対にできまません。
 結局、表向きの理念よりも、トップ並びにその周辺の意思が優先されてしまっています。
 それでは上手くいくわけがないのですが、改める組織はほとんどありません。
 まあ、国の政府からして憲法と政治の不一致を改めないのですから、仕方ないのかもしれませんが…。
 その結果、どうなるかを考えると、残念な気分にならざるを得ません。